巫女さんのお仕事
初詣で神社で巫女さんをみた方も多いのではないでしょうか?
20才前後の時に期間限定、巫女さんのバイトをしておりました
せっかくなので仕事内容や当時感じたこと、神社の秘密を書き綴りたいと思います
期間限定巫女さんのお仕事(11~2月(七五三~お正月)
- 七五三、厄除けの受付
- ご祈祷
- 破魔矢作り等の内職仕事
- おみくじ受付
-
御守り等の販売
私が働いていた神社は昔からのレギュラー巫女さんが5人ぐらいいて(巫女長さんが1人)
繁忙期のみ数ヶ月バイトの巫女さんが10名ほど追加されるシステムでした
巫女長さんは美人でアニメとイケメンオタクな怖いお姉さんでしたが
すごく仕事が出来
言い方はキツいけどちゃんと見てくれていてたまに褒めてくれるツンデレタイプ
私は神社、お寺が結構好きなので
その好きさが漏れでてしまっていたのか
巫女長さんに気に入ってもらえて
期間限定巫女さんからなぜか準レギュラー巫女さんにランクアップされました
準レギュラー巫女さんのお仕事
- 期間限定巫女さんの指導
- ご祈祷
- 秋祭りの練り歩き
- 地鎮祭
準レギュラーになると期間限定巫女さんの仕事に加え地鎮祭に行ったり、
秋祭り時には宮司さんと一緒に町を歩き各町でお茶とお菓子を振る舞われるという仕事が増えました
秋祭りは狭い区間でお菓子とお茶を頂いてまわるので、お腹がチャポチャポになり
お菓子やミカンは袖に入れるので徐々に袖が重くなります
嬉しい悲鳴のお仕事です
巫女さんの給料
バイト代は給料という形ではなく奉仕料という名前で渡されます
神様にご奉仕した対価でいただくという形です
いつもニコニコ現金払いでした
ちなみに休憩時間もお金が発生していました
巫女さんの下着
巫女さんの下着は黒はダメ!
肌色か薄ピンクみないなババァ色しかダメでした。←理由は謎です
冬も夏も基本服装に違いがないので
冬はこれでもかと中にババシャツを着込み、全身8カ所ぐらいカイロを貼っていました
巫女さんは処女なの?
こんな質問をたまにしてくるヤンキーがいましたが、確かに聞いたことがあるような
しかし特に決まりはないようです
一応、働いていた神社は既婚者は不可でしたか既婚者が働いている所もあるようです
そもそも採用する時点でそんなことを聞いたらセクハラになりかねませんしね
おみくじ引いたけど、小吉と半吉てどっいがいいの?
こんな質問をしてくる参拝者も結構いました。でもどっちが上とか下とか巫女さんが言ってしまうのはよくないのです
「内容をみていただいて、それがあなたにとって良い内容なら良いおみくじです」
というのが宮司さんから聞いた模範解答です
七五三問題
今の子供ってすごく可愛がられていますよね
1人の子供に対して両親、おじいちゃんおばあちゃん×2で来ることも多く
そうなると子供1人に対して大人が6人もになるんです
別にいいんですが、ご祈祷するときシーズンになると何家族も同時に祈祷したりするときは人が溢れて待ち時間がどんどん延びていました
「こんなに待たされたら孫が風邪ひく!」とキレだすおじいちゃん発生!
まぁ孫の晴れ舞台ですからね、穏便にいきましょう
シーズンが少し外れていて
1家族でご祈祷するときは宮司さんが
「お利口さんだねー、今日来た中で一番上手にできてたよ!」
と毎回どの家族にも言ってるのにご両親とおじいちゃんおばあちゃんはまんざらでもなく喜んでいました
ウソも方便とはこのことかもしれません
神社は細かい所にも意味があったりするので参拝する時は事前に色々調べておくと
楽しみが増えるかもしれませんね!